土木業にみるファクタリング利用のポイント

土木の仕事をしている男性

土木業は公共工事受注に見られるよう、比較的小規模のプロジェクトであっても、数億円単位の受注額になり、発注元が国や地方公共団体・大手ゼネコンなどのこともあり未回収のリスクはほとんどなく、請負工事報酬債権などの優良さは明らかです。他方で天候不順や偶発事故などの影響で工期が延びたり、工事工程そのものに遅れが出るなどして、実際に現金が支払われるまでにはかなりの支払いサイトが存在するのが一般的な業種と言えます。仮に現在受注している請負事業を完成まで乗り切ることが出来ても、次回工事を受注するための資材購入や機械調達・人員確保などのためにキャッシュの必要額を調達するのは容易なことではありません。

取引先金融機関から融資を得るのも難しく、場合によっては大型案件受注時に備えて新規融資を利用するのは与信枠を使い切る恐れがあるため、銀行などの金融機関に頼らない資金調達のスキームの登場が待たれていました。そこで土木業で新たなキャッシュ獲得手段として脚光を浴びたのが、ファクタリング取引の利用です。

土木業のファクタリング取引とは、建築請負代金債権などを支払期日前に売買して現金を得るというものです。各種建築物の建築請負契約は建物完成などの仕事の履行を先に済ませる必用があります。しかし建築請負では元受だけではすべての施工を行うのは困難です。下請けに依頼する際には資材日や人件費などのために現金を一部用意する必要があります。そのため請負代金が高額にもかかわらず、運転資金の不足、といった事態に直面するわけです。土木業におけるファクタリングでは、葉中元が政府公共機関や地方自治体・大企業などのことがよくある一方で、取引される債権は数百万延であることも多く比較的少額であることが多い特徴があります。低廉すぎず、だからと言って高額に上るわけでもなく支、未払いのリスクがひくいため買取金額は高く手数料は低くなる傾向があります。その影響でファクタリングが活発に活用されており、現に多くの中小企業の資金ショートなどを防ぎキャッシュフローの改善に成功しています。

ファクタリングで比較的少額の現金需要をまかない、大規模な設備の更新など高額の現金を必要とする状況では銀行やノンバンク系金融機関などの融資を得るという風に、資金需要の規模に応じて使い分ける土木業者も多いようです。土木業との親和性が高いので、今後もファクタリングの需要は増加するものと見込まれます。